既存組合の限界

内装業界の組合という題名で、
その1その2その3その4
と4回にわたりお話させていただきました。

その際の経緯でも書かせていただきましたが、
来年度から青年部を立ち上げ部長として活動する事となりました。
発足に向けて準備作業に取り掛かる為に45才迄の者を集め、
ここ半年の間、数度にわたり討議や打合せをしてきました。

今日の業界の現状を反映してか、
青年部候補者は数十人いるにもかかわらず、集まるのは5〜6人程度です、
賛助会員であるメーカーや卸問屋の方々は20名ほど集まってくれるのですが(汗)
皆さん業界に危機感は抱いてるものの、
目先の仕事に追われて行動を起こせないのか、
もしくはハナから組合活動に対して何も期待していなかったのでしょう。

しかし、今まで私が組合に対しての疑問を持ち続けてきた事柄を聞き出し、
分かった上で何とかなる事とどうしようもない事を打合せで発表し、
討議した内容を地道に議事録を付け不参加者にも配信し続けました。
その結果、打ち合わせに出席するまでには至らないようですが、
議事録をちゃんと読んでもらってたり、色々な方に共感いただいてたりと、
そういった嬉しい情報も入ってくるようになってきました。


しかし組合内部に入り色々と活動しているうちに、
室内装飾組合が業界を変えて行くのが無理であることもよくわかりました。
やはり天下り機関である日装連の下部組織では限界があります、
今までは予想でしかなかった事が全て現実‥
いやそれ以上に荒廃しきった組織でした。
事実、全国の室内装飾組合を取り仕切っている日装連には何の力もありません、
理事の面々も大きな内装工事店の名誉職の集まりです。
結局は日本防炎協会の言いなり組織でしかなく、
無駄な人員を業界の為にならないことでしか動かさない、
本当に腐った組織である事がよくわかりました。

業界の為にならない組合に何の意味があるでしょうか?
しかし悲しいかなそれが現実です。

次回に続く)